独身男の暇つぶしブログ

現在、アラサーニートが公務員試験に合格するまでの過程を記録しています。

 元キャリア官僚が、アラサーニートを使って誰でも公務員試験に合格できることを証明する記録(その2・おすすめな公務員)

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今回は、もちから、「公務員って実際どうなの?」というアバウトな質問が来たので、それについてお答えしていきたいと思います。

 

1 そもそも公務員ってどんな職種があるの?

 

○国家公務員(抜粋)

 

・国家公務員総合職(旧国家Ⅰ種)

 中央省庁の企画立案が主な業務。いわゆるキャリア

 激務だが出世はある程度まで保証されている。

 天下りのバッシングにより、昔ほど旨味はない。

・国家一般職(旧国家Ⅱ種)

 中央省庁の事務が主な業務。いわゆるノンキャリ

 本省採用と出先採用があるが、本省採用は激務にも関わらず、

 キャリアとは出世に隔たりがあり、お得感はない。

 国家一般職の本省勤務が1番コスパ悪そう。 

国税専門官

 国家公務員で、税務署勤務

 税金滞納者を相手にするので、精神を病む人が多い。

 公務員の中では実力主義(高卒と大卒の差が小さい・・・)

・裁判所事務官

 国家公務員で、裁判所の事務

 内部試験に合格すれば、裁判所書記官になることができる。

 試験は難しいものの、勤務環境がホワイトなことで有名。

 

 

○地方公務員(抜粋)

 

・地方公務員上級

 各道府県の職員。都道府県庁の事務

 いわゆる普通の公務員。

 東京都庁だけ他の道府県庁と試験日が異なるため、併願が出来る。

 (ex 東京都庁と神奈川県庁) 

・東京特別区

    東京23区の区役所職員

    試験科目は共通だが、区役所ごとに別採用。

 区によって特色はあるものの、やはり窓口業務が中心。

政令指定都市

 各政令指定都市(ex 横浜市)の市役所職員。

 他の市役所と試験日が異なる。

 勤務内容は都道府県庁と市役所の間くらいか。

・市町村役場

 政令指定都市以外の各市町村職員。

 いわゆる定時で帰れる公務員の代表格だが、最近は税収減と

 ブラック住民対応に精神を病む人も多いらしい。

 (ケースワーカー生活保護etc)  

 

ここで挙げたのはあくまで一部ですが、公務員受験生は大体このどれかが第一志望になるのではないかと思います。

 

 

2 おすすめの公務員ってどれ?

 

おすすめの公務員といっても、人それぞれ仕事に求めるものは違うので、万人におすすめできる公務員というものはありません。

また、おすすめの公務員の中にもブラック部署は存在します。

 

ただ、今回は、

・女性が働きやすい

・労働環境が劣悪ではない 

という2点を重視して考えてみることとします。

 

女性が働きやすいというのは、育休や産休、また、突然の有給にも柔軟に対応できる組織ということになりますので、男性の働きやすさを考える上でも重要なことです。

(想像してみてください、女性が全くいない職場と育休を終えて職場復帰している女性が多くいる職場。どちらが男性にっても働きやすいでしょうか。)

 

次に、労働環境が劣悪ではないということは、女性の働きやすさにも関わってくることですが、今回は、「長時間労働ではない・サービス残業が少ない・ブラック住民対応が少ない・引っ越しを伴う転勤が少ない」など仕事をする上で、基本的な労働環境が整っているかを考えます。

 

 

以上を踏まえ、私が独断で選んだオススメの公務員2つを紹介していきます。

 

1 東京都庁道府県庁)

 -(年齢制限29歳)

2020年にオリンピックを控えていて、財政的にも恵まれている大都市東京都。

自治体規模も大きく、オリンピックなども含めて様々な仕事に携われる可能性があるのが魅力です。

財政的に恵まれているということは、職員の数も多いということ。

職員の数が多いということは、職員1人1人の業務の分担も少ないということです。

また、東京都は、窓口業務の大部分を民間に業務委託しており、窓口業務が少ないところも好評価できます。

マイナス点としては、物価が高い割に給料が低いことと、最初に配属となった局に基本5年間勤務しますので、税務署や高校の学校事務辺りに配属されるとつまらない仕事を5年間もやることになってしまうことですね。

 

就職・転職口コミサイト「VORKERS」より抜粋

 

東京都への入都を決めた理由:就職活動の際に内定を頂いていた民間企業と悩みに悩んで東京都を選択しました。選択の決め手となったのは、仕事の多様性です。忙しい部署からプライベートを充実させられる部署まで幅の広い組織であるため、ライフステージに合わせて仕事をある程度調整できるのではないかと考えました。

「入社理由の妥当性」と「認識しておくべき事」:概ね入社理由は妥当であったと考えています。認識しておくべきこととしては、部署の特性を配属希望を提出する前に把握して、戦略的に配属の希望を選択することでしょうか。

 

女性が働きやすい職場です。やる気と能力さえあれば女性だからと言って出来ない事はありません。私は新卒で入社しましたが、研修がかなり充実しており、訳も分からない場所でもがくような苦労はありませんでした。その点大変恵まれていたと思います。部署にもよるかもしれませんが、(詳しいことは個人情報保護の為書けません)私の上司はとても、同僚に目を配り、誰か一人が仕事を抱え込んでいないか、たまにそういう社員がいる場合は、朝礼等で、仕事の調節を社員に持ちかけ、皆が働きやすい環境になるよう努めていてくれていました。おかげさまで、休みたい時に休めないといったこともなく、有給消化率もかなり高かった印象です。試験をくぐり抜けて入社していることや、ある程度皆さん高い学歴をお持ちなので、優秀だと感じる同僚が多くて、学びの多い職場でした。意外なことに、いわゆる「公務員」といった真面目なだけな印象を持った人ばかりではなく、趣味を持っていたり、コミュニケーション能力が高い人が多いことに入社後驚きました。これも部署によりますが、私が所属していた部署は飲み会や懇親会、慰安旅行まであり、好き嫌いはあるかもしれませんが、そういった交流が好きな人には喜ばれると思います。

 

2 裁判所事務官

-(年齢制限30歳)

裁判所事務官の魅力は、とにかく働きやすいこと。

VORKERSでも、公務員ナンバー1の口コミ評価となっています。

デメリットとしては、「裁判所」という閉鎖空間と業務の幅が狭いことくらいですね。

激務に疲れたキャリア官僚の転職先としても人気な勤務先となっています。

 

就職・転職口コミサイト「VORKERS」より抜粋

 

職場の雰囲気は良く,有休や育休が非常に取りやすい職場です。裁判所事務官として入庁した方の大部分の人は裁判所書記官になるための試験(CE,CA)を突破するために勉強に励んでいます。試験対策のために裁判官が勉強会を開催している庁も多く,職場を挙げてCE合格に向けて取り組んでいます。書記官になると手当が付き,多くの権限が与えられます。逆に事務官のままだと給与と仕事の両面で不満を感じることが多いのではないかと思います。

 

女性の採用人数が多く、管理職登用にも積極的です。業務に男女間の差が生まれにくいので、実力次第で評価を受けることができる環境です。むしろ、部署や職種によっては、女性当事者への対応のため女性職員が求められる場面もあり、必要不可欠な存在ともいえます。女性管理職が多いため、部下の女性職員への配慮も多いように感じ、産休育休や育児短時間勤務への理解もあります。部署内での風通しも悪くないので、家庭事情等を上司や他の職員に相談しやすい環境ではあります。ただし、当然のことながら業務の協力分担は必要になるので、日頃からの職員同士のコミュニケーションは必要です。部署にもよると思いますが、職員同士のコミュニケーションは充実していますので、協力を得やすい環境だと思います。女性にとっては働きやすい環境といえるのではないでしょうか。

 

 

3 おすすめじゃない公務員はどれ?

 

上で述べた基準を踏まえ、あまりおすすめしない公務員を2つ挙げます。あくまで、一般論になりますので、役所や部署によって考え方は違ってくると思います。

 

1 国家公務員一般職(本省)

 

コストパフォーマンスという点からはあまりおすすめできません。

長時間労働サービス残業・全国転勤」がセットになっている割には、出世もある程度で頭打ちとなってしまいます。

 

就職・転職口コミサイト「VORKERS」より抜粋

 

国家公務員なので、労働基準法が適用されず、残業代は予算の範囲内で均等に割り振られます。よって残業が何時間になろうが、固定的であり、報われない面が大きいです。残業代を含め、月収を労働時間で割ったところ、時給500円ということもあります。事業官庁ではないところは、予算も少なく人件費へ割り振ることができる額も少ないのでしょう。仕事量は多く、国会対応や法令審査を含めると、年間1000時間程度の残業は強いられます。強い責任感、影響力のある仕事をしているという自負に支えられないとやってられません。

 

2 市町村

 

「ブラック住民対応」は思っている以上に精神をすり減らします。

組織が小さければ小さいほど、こうしたクレーマーの相手をしなくてはならず精神が疲弊してしまう可能性があります。

また、財政に問題があると、職員の数が減らされてしまい、1人1人に割り振られる仕事量が多くなってしまいます。

 

 

クレーマー住民対応する部署の例

 

○生活支援課

生活保護者を対象とする。対象者には人間的に破綻しているのも多い。精神的苦痛を伴う。
業務内容は多岐に及び、支援をすればするほど大変になる。
近年は法定の1人当り80名を年度当初は想定するも、年度末には120名を超える事態も。
ケースワーカー手当はスズメの涙。残業時間は少なめだが精神的苦痛は多い。メンタルも多数在籍。
 

○納税課

市民税や固定資産税の取立てを行う部署。
差し押さえや預貯金調査、強制執行を行い滞納者から税を徴収する。
課内の他の人間の実績が分かるので、暗黙のノルマがある。
客層も当然悪く、怒鳴りあいをすることも。

 

 

4 結局、もちはどこを受験することにしたの?

 

もちと色々と話し合った結果、ずいぶん悩んだようですが、最終的に、東京都庁を目指すことになりました。

東京都庁がおすすめな公務員であることは既に書きましたが、その他にも東京都庁は、民間経験者を積極的に受け入れるなど、新卒だけではなく既卒も多く採用しており、新卒中心の採用を行っている道府県などに比べて入都後も働きやすいことが東京都庁を受ける大きな要因となったようです。

 

今後は、もちが「東京都庁」に受かるように指導していきたいと思います。