独身男の暇つぶしブログ

現在、アラサーニートが公務員試験に合格するまでの過程を記録しています。

 元キャリア官僚が、アラサーニートを使って誰でも公務員試験に合格できることを証明する記録(その3・東京都庁の採用試験って?)

 

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今回は、もちから、「東京都庁を受けると決めたけど、どんな試験なの?」と聞かれたので、それについてお答えしてきたいと思います。

 

 

1 東京都庁の採用試験を知る。

東京都の採用試験・選考は、受験資格や職種などによって複数種類に分かれており、事務系の試験としては、

 

・1類A採用試験

 

・1類B試験(一般方式)

 

・1類B試験(新方式)

 

の3種類があります。

 

1類B試験(新方式)とは、民間企業への就職を考えている方を対象とし、筆記試験の専門科目を免除する代わりに、プレゼンテーションやグループディスカッションなどを用いて受験生の能力を測る試験となっています。

 

もちは、いわゆる公務員試験を受験することになりますので、新方式についての説明はここでは省略します。

 

 

 類A試験と1類B試験の違い

 
 (1)受験資格の違い 

・1類A採用試験の年齢制限は24歳から31歳
・1類B採用試験の年齢制限は、22歳から29歳

これは、1類A試験が大学院卒や社会人経験のある既卒を対象とし、1類B試験が大学卒を対象としているからです。
この2つの試験は試験日程が異なるため、併願受験も可能となります。


(2)採用後の流れや給料の違い

・1類A採用後、3年経つと昇任(主任)試験を受験可能
・1類B採用後、5年経つと昇任(主任)試験を受験可能

1類A採用試験は年齢や大学卒業以降の職歴が考慮されるため、昇任試験を受験できる時期が早くなります。また、初任給も1類A採用試験の方が高くなります。


(3)試験日程の違い(※平成29年度)

1次(筆記)試験

・1類A採用試験 5月14日(日)
・1類B採用試験 5月7日(日)

2次(面接)試験

・1類A採用試験 7月5日(水)又は7月6日(木)のうち指定する1日
・1類B採用試験 6月22日(木)から6月30日(金)の中で指定する1日

最終合格発表日

・1類A採用試験 7月19日(水)
・1類B採用試験 7月21日(金)

 東京都特別区採用試験と1類B採用試験の1次試験の日程は同日であるため、両方を受験する事はできませんが、1類A採用試験と特別区採用試験は1次試験の日程が別日であるため両方を受験する事も可能となります。(あまりいないと思いますが)

 
(4)試験内容の違い

 1 筆記試験(1次試験)

1類A、1類Bはいずれも①専門論述試験、②教養択一試験、③教養論文試験の3つの筆記試験を受験します。

まずは、1類B試験の筆記試験の内容を確認します。

 

 専門論文試験 

職務に必要な専門知識についての課題10科目(憲法民法行政法・経済学・財政学・政治学行政学社会学会計学経営学)の中から3科目を選択し、600字以上を目安として記述します。

② 教養択一試験

教養択一試験とはマークシート形式で、5つの選択肢から1つの正解肢を回答する試験を意味し、1類A・B採用試験ともに、40題の必須回答となります。

40題の内訳は、 

文章理解8(現代文4 英語4) 

数的処理16(数的推理4 判断推理4 資料解釈4 空間把握4)

自然科学4(物理1 化学1 地学1 生物1) 

人文科学4(世界史•日本史1地理1思想•文芸1)

社会科学3・時事6

となっており、数的処理・社会科学・時事の配点が多いことがわかります。  

③ 教養論文試験

教養論文試験は提示されている複数の資料から、読み取った情報を基に、東京都の現状における課題や対策を自分なりの考えを踏まえて論述する試験となっております。

 

1類Aと1類Bの主な違い

同じ東京都の採用試験なので、1類A・B試験にそこまで大きな違いはありません。ただ、専門論述試験の傾向についてはそれぞれ特徴があるので注意する必要があります。

1類Aの専門論述試験は、高度な専門知識を有する課題5科目(公法、民事法、経済原論、公共政策、財政学)の中から3科目を選択し、約3000以上を目安として記述します。

この選択科目の1つに「公共政策」がありますが、年度によっては、教養論文の知識だけで論述できる内容の問題が出題されることがあります。

 

2 面接試験(2次試験)

 面接試験については1類A・B採用試験で特別変わらないので、今回は説明を省略したいと思います。 

(面接の必勝法については、別の記事で詳しく書きたいと思います。) 

 

 

 2 東京都の採用試験から考えること。

 

東京都採用試験は、A・Bに関わらず、専門試験が「論述」であることが大きなポイントです。

国家公務員や他の道府県庁では、こうした専門論述試験は出題されず(国家総合職は除く。)専門試験についても教養試験と同様に選択式の問題が出題されます。

 

そのため、今後、もちの受験指導をする上で、考えなければならないことは、

  1. 専門試験の勉強するにあたって、他の公務員試験も受験できるように択一式の勉強もさせるべきか。
  2. それとも、専門試験は論述式に絞って、東京都A・B試験と同じく専門試験が論述で出題される横浜市の3つのみを受験することとし、択一問題については勉強しないこととするか。

です。

専門試験の勉強を論述のみ行うとした場合の メリットとデメリットを考えます。

 

メリット

・勉強時間が大幅に削減でき、論述対策や教養対策に時間を費やすことが出来る。

・勉強が仕上がらない可能性がほぼなくなる。

デメリット

・受験できる公務員が東京都と横浜市だけになりリスクが生じる。

・科目数と勉強量が大幅に増加してしまい、勉強することになれていないもちが消化不良を起こしてしまい、結局どこも合格できなくなってしまう。

  

勉強に余裕があり、専門択一まで仕上げれる自信があるのであれば、専門択一についても勉強した方が当たり前ですが望ましいです。

ただ、東京都庁を第一志望とし、そのために適切な専門論述と教養択一の対策を行えば、他に手を広げるよりも深く狭く勉強することが出来るので、志望先を東京都庁に絞った方が合格しやすいとも言えます。

 

この選択は、もち自信に委ねることとしますが、私は、彼が東京都庁専願にして、専門択一を勉強しない方が合格しやすいと考えていますので、東京都庁専願をおすすめしたいと思います。

 

 

 

 

※ 話し合いの結果、もちは東京都庁横浜市の2つのみを受験することに決めました。