独身男の暇つぶしブログ

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中学生の時にフランスの文豪スタンダールの本を読んだら、恋愛観が「メンヘラ系かまってちゃん」になった話

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中学生のとき、スタンダールの「赤と黒」に衝撃を受け、以後まともな恋愛ができなくなったけいです。

※ 画像のインパクトがでかすぎて、頭に入ってこない。

 

 1 文豪スタンダールとの出会い

私が中学生のときは、厨二病真っ盛りで、週刊少年ジャンプを読むのではなく世界文学を読むことがステータスだと思ってしました。

今回は、その中で読んだスタンダールの「赤と黒」が未だに私の恋愛観を構築し、まともな恋愛をする弊害となっていることについてお話ししていきたいと思います。

では、まずスタンダールの「赤と黒」のあらすじを簡単にまとめてみましたので、説明します。

 

2 スタンダール「赤と黒」のあらすじ

 

1 Wikipediaより抜粋したあらすじ

 ブザンソン近くの貧しい製材屋の末息子であるジュリアン・ソレルは、才気と美しさを兼ね備えた立身出世の野心を抱く新時代の青年である。初めは崇拝するナポレオンのように軍人としての栄達を目指していたが、王政復古の世の中となったため、聖職者として出世せんと、家の仕事の合間に勉強している。
 そんなある日、ジュリアンはその頭脳の明晰さを買われ、町長・レーナル家の子供たちの家庭教師に雇われる。レーナル夫人に恋されたジュリアンは、最初は夫人との不倫関係を、世に出るための手習いくらいに思っていたが、やがて真剣に夫人を愛するようになる。しかしふたりの関係は嫉妬者の密告などにより、町の誰もが知るところとなり、レーナルが街のもうひとりの実力者と決闘しかけるなど騒ぎが大きくなったため、ジュリアンは神父の薦めにより、神学校に入ることとなる。
 そこでジュリアンは、校長のピラール神父に神職者には向いてないと判断されるものの、たぐい稀な才を買われ、パリの大貴族、ラ・モール侯爵の秘書に推薦される。
 ラ・モール侯爵家令嬢のマチルドに見下されたジュリアンは、マチルドを征服しようと心に誓う。マチルドもまた取り巻きたちの貴族たちにはないジュリアンの情熱と才能に惹かれるようになり、やがて2人は激しく愛し合うようになる。
 マチルドはジュリアンの子を妊娠し、2人の関係はラ・モール侯爵の知るところとなる。侯爵は2人の結婚に反対するが、マチルドが家出も辞さない覚悟をみせたため、やむなくジュリアンをある貴族のご落胤ということにし、陸軍騎兵中尉にとりたてた上で、レーナル夫人のところにジュリアンの身元照会を要求する手紙を送る。
 しかし、ジュリアンとの不倫の関係を反省し、贖罪の日々を送っていたレーナル夫人は、聴罪司祭に言われるまま「ジュリアン・ソレルは良家の妻や娘を誘惑しては出世の踏み台にしている」と書いて送り返してきたため、侯爵は激怒し、ジュリアンとマチルドの結婚を取り消す。レーナル夫人の裏切りに怒ったジュリアンは故郷に戻り、彼女を射殺しようとするが、傷を負わせただけで失敗し、捕らえられ、裁判で死刑を宣告される。マチルドはジュリアンを救うため奔走するものの、レーナル夫人の手紙が本心からのものでなく、いまだ夫人が自分を愛していることを知ったジュリアンは、死刑を運命として受け入れる

 

2 昼ドラ風にアレンジしたあらすじ

  貧しいながらも野心に燃えた主人公ジュリアンは、家庭教師先の町長の嫁レナール婦人を手込めにして遊んでいました。

 すると、その不倫関係がバレてやばいことになりそうだったので、大事になる前に神学校に放り出されたものの、天性の頭の良さで上手いこと行動し、何だかんだで貴族ラモール侯爵の秘書にまで上り詰めます。

 その後、プライドの高い貴族の娘マチルドに目をつけ、恋愛ゲームを繰り広げた結果、マチルドを屈服させることに成功します。

 ジュリアンはマチルドを妊娠させ、できちゃった結婚で貴族としての地位を得ようとしますが、ラモール侯爵がレナール婦人にジュリアンの身元を確認したところ、レナール婦人からジュリアンが女ったらしのクズ人間であることが暴露されてしまいます。

 怒ったジュリアンは、レナール夫人を射殺しようとしましたが未遂のまま捕らえられ死刑を宣告されます。

 ジュリアンは牢獄の中でレナール夫人への真実の愛に気付きましたが時既に遅く、死刑となり斬首されたジュリアンの首をマチルドが拾い、物語は終わります。

  

奥様との不倫に金持ちの娘とのできちゃった婚

あげくの果てに三角関係による痴情のもつれにより斬首

 

昼ドラにしても、高視聴率がとれそうな気がしますね。

 

3 この小説から影響を受けたところ

私がこの小説から恋愛を学んだというと、すでに小説を読んだ人からは、

レナール夫人が好きとか、お前、マザコンなのかよ。

と言われてしまいそうですが、そっちではありません。

確かにスタンダール自身がマザコンであり、物語のラストでジュリアンも本当に愛していたのはレナール夫人であると気付く事から、そう思われても仕方のない事かもしれません。

ただ、私がこの小説から多大なる影響を受けたのは、

プライドの高い女マチルドを落とすためにジュリアンがした駆け引きの部分

です。

 

この駆け引きについては、現在においても変わらず役に立つことだと思いますので、さらに抜粋して説明します。

 

1 「ジュリアンvsマチルド」恋愛ゲームのあらすじ 

 プライドの高いマチルドは普通の人間では退屈してしまうので、生まれは卑しいながらも媚びた態度を取らないジュリアンに興味を持ち、いつしか自分はジュリアンに恋をしていると思い込むようになります。
 ただ、マチルドに興味を持たないジュリアンはマチルドに対し冷淡な態度をとっていて、そんな冷たい態度に耐えられなくなったマチルドは、自分からジュリアンを誘惑し、2人は結ばれます。

 しかし、その後、ジュリアンの愛を勝ち取ったと確信したマチルドは、そのとたん、ジュリアンに対する気持ちも冷えてしまいジュリアンに対してそっけない態度をとってしまいます。今度は、ジュリアンの方が、マチルドの愛を勝ち取ろうと必死になってしまうのです。

 マチルドの愛を取り戻すために、プレイボーイのコラゾフ公爵のアドバイスに従い、パリに戻ったジュリアンは他の女と連絡をとり、マチルドに対しては徹底的に冷ややかな態度を取り続けます。

 ジュリアンの策略は的中し、自尊心を傷つけられ、嫉妬心を刺激されたマチルドは、ジュリアンに対する気持ちが抑えられなくなり、ついにジュリアンに屈します

 

「私を軽蔑したければ、どうか軽蔑してください。でも私を愛して。あなたの愛がなければ、もう生きていけない」そのまま彼女は気を失ってしまった。
<とうとうこの高慢ちきな女が、ぼくの足元にひれ伏したんだ!>

(本文より引用)

 

2 私の恋愛観が「メンへラ系かまってちゃん」へ

 当時中学生だった私は衝撃を受けました。 好きになったら負けなんだと。

時にわざと冷たい態度をとって、相手を揺さぶり、征服する。

そこに、相手を愛する気持ちを持ってはいけません。

駆け引きをし、言わばケームのようにして相手を攻略する。

そう、中学生という多感な時期にこの本を読んでしまったことで、

愛してしまっては捨てられるから、

相手から愛されるようにわざと相手を不安にさせて揺さぶる。

といういわゆるメンヘラ系かまってちゃんとしての恋愛観を身につけてしまったのです。

 

そして、その時から現在も誰かを本当に愛するということは出来ていません。

 

誰かを愛するにはどうすれば良いのでしょうか?

誰か私(もうすぐ30歳)に本当の愛を教えて下さい。

 

御夫人か貴族の令嬢がいらっしゃいましたら、お待ちしております。